色彩の画家 ラウル・デュフィ展—パリジェンヌが愛したテキスタイル・デザイン—

松本市 松本市美術館 TEL.263-39-7400

開催期間:2020年1月25日(土)(3月4日(水)〜3月24日(火)臨時休館)~3月25日(月)(会期変更)

華やかで明るい色彩の絵画で人気の高いラウル・デユフィ(1877〜1953)は、1910年、詩人のギヨーム・アポリネール(1880〜1918)の依頼により『動物詩集またはオルフェウスへの行列』への挿絵を木版画で制作。ファッション・デザイナーのポール・ポワレ(1879〜1944)がこうしたデュフィの仕事を評価し、協働して布地の開発を始めた。テキスタイル・デザインの仕事に関心を高めたデュフィは、リヨンのビアンキーニ=フェリエ社と契約、1912年から1928年までの16年間、花や葉、昆虫などをデザインした図案を提供した。今展では、デュフィの絵画とテキスタイルのデザイン原画、布地やプリント生地の試し刷り、復刻生産されたテキスタイルを用いたドレスなどを紹介する。

パナソニック汐留美術館 2019年10月5日(土)〜12月15日(日)(終了)