春陽会誕生100年 それぞれの闘い岸田劉生、中川一政から岡鹿之助へ

長野市 長野県立美術館 TEL.026-232-0052

開催期間:2024年3月16日(土)~5月12日(日)

美術団体・春陽会は、民間最大の美術団体だった日本美術院の洋画部を脱退した画家たちが新進気鋭の画家たちを集め、1922年1月に発足。翌年5月に第1回展を開催し、現在まで100年の歴史を刻んできた。この会は同じ芸術主義をもつ画家たちの集団であろうとはせず、それぞれの画家たちの個性を尊重する「各人主義」を重んじ、展覧会場には油彩だけではなく、版画、素描、水墨、さらに新聞挿絵の原画なども出品された。今展では、「第1章 始動:第3の洋画団体誕生」「第2章 展開:それぞれの日本、それぞれの道」「第3章 独創:不穏のなかで」「第4章 展望:巨星たちと新たなる流れ」の4章構成で、主として草創期から戦後の1950年代頃までに中心となって活躍した画家たちの作品を中心に約170点の作品を展観する(会場により、出品作家・作品に異動あり)。

東京ステーションギャラリー2023年9月16日(土)〜11月12日(日)(終了)
栃木県立美術館 2024年1月13日(土)〜3月3日(日)(終了)
碧南市藤井達吉現代美術館 2024年5月25日(土)〜7月7日(日)