発見された日本の風景 美しかりし明治への旅中川八郎没後100年

明治という時代の日本の風景を、西洋から日本へ来た画家たちや、西洋人から画法を学んだ日本人の画家たちがどのように捉え、描いたのか。名古屋市生まれの実業家・高野光正(1939〜）が、イギリスをはじめ海外で発見し、収集した、ほとんどが日本初公開となる200点を超える水彩画や油彩画によって紹介する。これらの中には、愛媛県内子町出身の洋画家・中川八郎(1877〜1922）の初期代表作《雪林帰牧》をはじめとした13点の作品が含まれている。今展にあわせて愛媛県美術館の中川作品もコレクション展にて一挙公開し、その魅力を伝える。