明治・大正時代の木彫

京都市 清水三年坂美術館 TEL.075-532-4270

開催期間:2022年3月5日(土)~5月29日(日)

石川光明《鍾馗》 1913年

日本では古くから木製の仏像・置物・細工物などが作られてきたが、明治に入り西洋の「美術」および「彫刻」といった概念が流入すると、木彫界に大きな影響が及んだ。今展では、1890年にともに東京美術学校教授および帝室技芸員となり、この激動の時代に指導的役割を果たした高村光雲(1852〜1934)と石川光明(1852〜1913)をはじめとする多彩な顔ぶれによる木彫作品約50点を紹介する。