日本美術をひも解く皇室、美の玉手箱 三の丸尚蔵館

台東区 東京藝術大学大学美術館 TEL.050-5541-8600(ハローダイヤル)

開催期間:2022年8月6日(土)~9月25日(日)

宮内庁三の丸尚蔵館は、1989年、皇室に代々受け継がれた絵画・書・工芸など6,000点あまりが国に寄贈されたことを機に、これらの保存・管理、調査研究、展示公開を目的として、1993年、皇居東御苑内に開館。開館後も遺贈・寄贈を受け入れ、考古遺品から近現代の作品まで、現在約9,800点の作品を収蔵しており、現在、2023年秋開館予定の新施設への移行準備のため休館中。今展では、同館収蔵の皇室の名品に、東京藝術大学のコレクションを加えた82件の作品を通じて日本美術の豊かな世界を紹介する。昨年、宮内庁三の丸尚蔵館の収蔵品として初めて国宝に指定された全5件、小野道風《屏風土代》(平安時代)、《春日権現験記絵》(鎌倉時代)、《蒙古襲来絵詞》(鎌倉時代)、伊藤若冲《動植綵絵》(江戸時代)を公開。会期中展示替えあり。【展覧会公式ホームページ】