富士と桜—北斎の富士から土牛の桜まで—

渋谷区 山種美術館 TEL.050-5541-8600(ハローダイヤル)

開催期間:2023年3月11日(土)~5月14日(日)

富士山が2013年にユネスコの世界遺産に登録され、2023年に10周年を迎えるのを記念して開催する展覧会。富士山を描いた日本画と浮世絵とともに、同じく日本の象徴である桜を題材とした日本画を展示する。「第1章 富士山を描く」では、葛飾北斎《冨嶽三十六景》、葛飾北斎の版本『富嶽百景』、歌川広重《東海道五拾三次》に加え、生涯に1,500点以上の富士図を手がけたといわれる横山大観(1868〜1958)や、富士山麓に小屋を建てて大作に取り組んだ小松均(1902〜89)らによる36点(会期中一部展示替えあり)、「第2章 桜を描く」では、奥村土牛(1889〜1990)の代表作《醍醐》をはじめとする20点を展観。