コレクター福富太郎の眼昭和のキャバレー王が愛した絵画

千代田区 東京ステーションギャラリー TEL.03-3212-2485

開催期間:2021年4月24日(土)~6月27日(日)

昭和のキャバレー王として知られた実業家・福富太郎(本名:中村勇志智、1931〜2018)は、美術コレクターとしても一流で、これまでも美人画を中心に、各地で開かれた日本近代美術の展覧会に数多くの作品が貸し出されてきた。今展では、著名な作家の作品だけではなく、自らが良質であると認めればその当時は未評価の画家の作品も蒐集してきたコレクションの全体像を初めて紹介する。「Ⅰ. コレクションのはじまり—鏑木清方との出逢い」「Ⅱ. 女性像へのまなざし 1-東の作家 2-西の作家」「Ⅲ. 時代を映す絵画 1-黎明期の洋画 2-江戸から東京へ 3-戦争画の周辺」の3章構成で80点を展示。東京展では、東京都現代美術館に遺族より一括寄贈された戦時中に描かれた洋画コレクション100点から、宮本三郎《少年航空兵》(1942年頃)、藤田嗣治《千人針》(1937年)など5点、福富旧蔵の岡田三郎助《あやめの衣》(1927年、ポーラ美術館蔵)が特別出品される。入館チケットはローソンチケットで販売。

新潟県立万代島美術館 2021年9月18日(土)〜11月7日(日)
あべのハルカス美術館 2021年11月20日(土)〜2022年1月16日(日)
高知県立美術館 2022年1月29日(土)〜3月21日(月・祝)
富山県水墨美術館 2022年7月15日(金)〜9月4日(日)
岩手県立美術館 2022年9月17日(土)〜11月6日(日)