聴竹居藤井厚二の木造モダニズム建築

神戸市 竹中大工道具館 TEL.078-242-0216

開催期間:2018年5月12日(土)~7月16日(月・祝)

日本を代表する木造モダニズム建築として、2017年に重要文化財に指定された「聴竹居(ちょうちくきょ)」(京都府大山崎町)は、建築家・藤井厚二(1888〜1938)が自邸として5回目に建てたもので、1928年の竣工。日本の気候風土の特性を活かし、和洋融合を実現した。藤井の生誕130年、聴竹居建設90年を記念する今展では、4回の実験住宅(現存せず)の模型を初公開して聴竹居完成にいたる過程を紹介。さらに現存するいくつかの住宅作品を通じて、藤井の「日本の住宅」への想いに迫る。