国宝 東寺—空海と仏像曼荼羅

台東区 東京国立博物館 TEL.03-5777-8600(ハローダイヤル)

開催期間:2019年3月26日(火)~2019年6月2日(日)

平安京遷都に伴って、王城鎮護の官寺として西寺とともに建立された東寺(教王護国寺)は、唐で密教を学んで帰国した弘法大師空海(774〜835)が823年、嵯峨天皇(786〜842)より賜り、真言密教の根本道場とされた。今展では、2023年に真言宗が立教開宗されて1200年の節目を迎えるのに先立ち、空海にまつわる数々の名宝と東寺に伝わる文化財の全貌を紹介する。東寺講堂の21体の仏像からなる立体曼荼羅からは、国宝11体、重文4体のあわせて15体が出品されるのをはじめ、現存最古の彩色両界曼荼羅である国宝《西院曼荼羅(伝真言院曼荼羅)》など、密教美術の最高峰である彫刻、絵画、書跡、工芸を一堂に展示。【展覧会公式サイト】