Colorful JAPAN—幕末・明治手彩色写真への旅

神戸市 神戸市立博物館 TEL.078-391-0035

開催期間:2024年3月30日(土)~5月19日(日)

日本の開国後、幕末から明治時代にかけて来日した諸外国の人々の需要に応えるため、日本の名所や風俗を撮影した写真が販売された。フェリーチェ・ベアト(1832〜1909)、ライムント・フォン・シュティルフリート(1839〜1911)、アドルト・ファルサーリ(1841〜98)といった外国人写真家や、臼井秀三郎(生没年不詳)、日下金兵衛(1841〜1932/1934)、玉村康三郎(1856〜1923)らの写真館で制作された写真は、しばしば1点1点精緻に彩色された「手彩色(てさいしき)写真」に仕上げられ、豪華な蒔絵表紙のアルバムに綴じこまれた。東洋の神秘「JAPAN」のイメージを作り上げた手彩色写真と、彩色の道具、アルバムなどの関連資料約150点を一堂に展観する。(会期中一部展示替えあり)