風景を見る眼—国立公園絵画展—

日光市 小杉放菴記念日光美術館 TEL.0288-50-1200

開催期間:2022年4月9日(土)~7月3日(日)

国立公園の制度が整えられつつあった昭和初期、その普及の一環として、当時を代表する洋画家たちによって手がけられた「国立公園絵画」。戦災などで多くの作品が失われたが、戦後、次世代の洋画家たちが制作に参加し、2009年に全80点が揃った。国立公園の制度作りに日光が深く関わっていたこと、小杉放菴記念日光美術館が国立公園内に位置する数少ない公立美術館であるという由縁から、2012年、財団法人国立公園協会よりこのコレクションの寄贈を受けた。同コレクションから選りすぐった作品を中心に、小杉放菴をはじめとする館蔵の風景画をあわせて紹介し、近現代の風景画の諸相を見せる。