靉嘔 AY-O三鷹市美術ギャラリー収蔵作品展Ⅰ 

三鷹市 三鷹市美術ギャラリー TEL.0422-79-0033

開催期間:2020年12月5日(土)~2021年2月28日(日)

三鷹市美術ギャラリーでは、今年より5年間5回にわたって収蔵作品展を開催する。その1回目は、もっとも多くの作品を収蔵する現代美術家・靉嘔(あいおう、1931〜)。東京教育大学(現・筑波大学)芸術学科油絵科在学中、瑛九(えいきゅう、1911〜1960)が設立した「デモクラート美術協会」に入会し、積極的に出品。同協会解散後、1958年ニューヨークに渡り、1960年代前半には世界規模の前衛芸術集団であるフルクサス(FLUXUS)に参加した。1964年、ニューヨークで初めてレインボー作品を発表し、以後現在にいたるまで、赤から紫までの可視光をあらゆるものに重ね合わせるレインボー作品で世界各地の展覧会に参加、受賞を重ねてきた。6色から最多で192色にまで分割された虹のグラデーションは、結局24色に落ち着いている。今展は、版画168点、アクリル画4点、立体1点による構成。