豊臣の美術

大阪市 大阪市立美術館 TEL.06-4301-7285(大阪市総合コールセンターなにわコール)

開催期間:2021年4月3日(土)~4月24日(土)(会期変更)

戦国大名・織田信長(1534〜1582)の遺志を継いで全国統一を成し遂げ、大坂に政治拠点を定めた豊臣秀吉(1537〜1598)とその一族は、強大な権勢と富を手中におさめ、絢爛豪華な桃山文化を隆盛へと導いた。その治世はわずか30年足らずだったが、今展では、関係寺社、皇族・貴族、恩顧の大名らのもとを経て、今日まで伝わる豊臣ゆかりの品々を集める。秀吉の神格化にかかわる多数の肖像、優美な蒔絵調度(高台寺蒔絵)、唐物茶道具、刀剣など一族が収集した品々、御用絵師・狩野派による寺院障壁画や太閤を追慕する風俗画まで、国宝3件、重要文化財22件を含む約80点(会期中展示替えあり)。