藤島武二が描いた時代〜大川美術館コレクションを中心に

品川区 久米美術館 TEL.03-3491-1510

開催期間:2020年10月31日(土)~12月13日(日)

大川美術館(群馬県桐生市)所蔵の100点のスケッチを中心に、明治末から昭和にかけて日本の洋画壇で指導的役割を果たした藤島武二(1867〜1943)の画業と生涯を紹介。このコレクションは、コレクター安宅英一(1901〜1994)の旧蔵品で、初期の大作の画稿と思われるデッサン、西洋画の模写、雑誌『明星』などの挿絵となった版画、滞欧期の水彩画、大正から昭和期のデッサン、水彩画、パステル画など、初期から晩年までの作品がバランスよく含まれ、女性像や東洋美に象徴される藤島芸術の源泉を見ることができる。今展では、これらの作品に、東京国立近代美術館所蔵の3点、横須賀美術館所蔵の2点の油彩画を加えて展示する。