藝大コレクション展2021 Ⅱ期 東京美術学校の図案大戦前の卒業制作を中心に

台東区 東京藝術大学大学美術館 TEL.050-5541-8600(ハローダイヤル)

開催期間:2021年8月31日(火)~9月26日(日)

東京藝術大学のコレクションの核となるのは、教材として収集された古美術作品と教育成果の記録である学生制作品で、いずれも日本近現代美術史において重要な作品・資料とされている。今年のコレクション展Ⅱ期では、東京美術学校の図案科(現在のデザイン科、建築科の前身)の学生による卒業制作を大学美術館の開館以降では初めて展示。さらに尾形光琳《槇楓図屏風》(18世紀、重要文化財)や、図案教育を目的として描かれた狩野芳崖《加州家蔵能装束模様》(1887年)、2000年代以降の卒業制作なども展示し、藝大コレクションを「図案」「デザイン」という観点から紹介する。