薬師寺展国宝東塔大修理落慶記念

大阪市 あべのハルカス美術館 TEL.06-4399-9050

開催期間:2020年2月28日(金)~3月1日(日)(会期変更)

680年、天武天皇(?〜686)が皇后(後の持統天皇、645〜703)の病気平癒を祈願して伽藍建立を発願したことに始まる奈良の薬師寺は、幾度も伽藍が焼失したが、東塔は唯一当初の姿を伝えており、2009年から初めて本格的な解体修理が行なわれた。今展では、創建以来東塔の頂上を飾ってきて、新しいものに変えられた当初の《水煙》を展示するのをはじめ、薬師寺を代表する文化財である国宝《聖観音菩薩立像》や同《吉祥天女像》などにより、薬師寺の歴史と文化を紹介する。