蒔絵の名品

京都市 清水三年坂美術館 TEL.075-532-4270

開催期間:2021年5月15日(土)~8月1日(日)

蒔絵(まきえ)は、漆で文様を描いた上に金粉・銀粉などを蒔いて定着させる漆工の加飾技法のひとつ。平安時代に基本的な技法が確立され、さまざまな器物や建築などの装飾に用いられてきた。幕末から明治にかけては、万国博覧会への出品を通じて欧米で高い評価を得たことから、輸出も盛んに行われた。今展では、幕末・明治・大正の名工たちによる蒔絵の作品47点を一堂に展示する。