川瀬巴水展開館30周年記念展 荒井寿一コレクション 

平塚市 平塚市美術館 TEL.0463-35-2111

開催期間:2021年4月24日(土)~6月13日(日)

大正から昭和にかけて風景版画を多数制作した川瀬巴水(かわせ・はすい、1883〜1957)は、初め鏑木清方(かぶらき・きよかた、1878〜1972)に師事し、弟子として雑誌の挿絵や口絵、広告図案などの仕事をしていたが、同門の伊東深水(いとう・しんすい、1898〜1972)の風景版画に影響を受けて、1918年、版元・渡邊庄三郎(1885〜1962)より塩原の写生に基づく三部作を発表。以後、約40年にわたって日本各地を写生旅行し、詩情豊かな作品を生み出した。今展では、初期から戦後までの版画作品約100点に加え、これまで紹介される機会の少なかった本や雑誌、カレンダー、絵はがきなどの仕事も紹介する。