細川ガラシャ戦国の貞女か、それとも、悲劇の殉教者か。

熊本市 熊本県立美術館 TEL.096-352-2111

開催期間:2018年8月4日(土)~9月24日(月・振休)

近世大名細川家の礎を築いた細川忠興(1563~1646)の妻となった明智光秀の娘、細川ガラシャ(1563~1600)は、本能寺の変後に幽閉され、その後キリスト教に改宗し、関ヶ原合戦の直前に非業の最期を迎えた。旧熊本藩主細川家に伝わる文化財を保存・公開している永青文庫(東京)や熊本県内に伝来してきたゆかりの品々、宣教師たちが記したガラシャの記録、近世から現代まで語られ、描かれ続けてきたガラシャのイメージに関係するさまざまな絵画、文学作品を一堂に集め、その実像に迫る。