畠山記念館の名品—能楽から茶の湯、そして琳派—

京都市 京都国立博物館 TEL.075-525-2473(テレホンサービス)

開催期間:2021年10月9日(土)~12月5日(日)

東京・白銀台の畠山記念館は、1964年、株式会社荏原製作所の創業者で、能楽と茶の湯を楽しむ数寄者でもあった畠山一清(はたけやま・いっせい、号:即翁、1881〜1971)が蒐集した、茶道具を中心とする日本、中国、朝鮮半島の古美術品約1,300件を有して開館。即翁の「與衆愛玩(よしゅうあいがん=自らの蒐集品を独占するのではなく、多くの人と共に楽しもうとする)」という理想を分かち合うために、施設改築工事のために休館している畠山記念館が所蔵する国宝6件、重要文化財33件のうち、全ての国宝と重文31件を含む、200件をこえるコレクションを、関西で初めて一挙に紹介する。