生誕140年 歌を楽しむ 清水比庵

笠岡市 笠岡市立竹喬美術館 TEL.0865-63-3967

開催期間:2023年2月18日(土)~4月16日(日)

清水比庵(1883〜1975)は、岡山県高梁市に生まれ、京都帝国大学法律学科を卒業し、裁判官、銀行員などを経て、1930年より9年間、栃木県日光町(当時)の町長を務め、日光の観光開発の基礎を築いた。この町長就任以前から独学で短歌や書、画を学び、歌と書画が融合した独特の作風を確立。岡山を代表する歌人となる。戦時中には疎開先として、戦後は毎年夏を笠岡で過ごすほど、笠岡に親しみ「第二の故郷」と呼んでいた。生誕140年にあたり、初めて展示する作品を含め、約70点の作品により比庵の「歌(詩)・書・画」三位一体の世界を紹介する。