浮世絵風景画広重・清親・巴水 三世代の眼

町田市 町田市立国際版画美術館 TEL.042-726-2771

開催期間:2021年7月10日(土)~9月12日(日)

江戸の歌川広重(うたがわ・ひろしげ、1797〜1858)、「明治の広重」と呼ばれた小林清親(こばやし・きよちか、1847〜1915)、「昭和の広重」こと大正から昭和に活躍した川瀬巴水(かわせ・はすい、1883〜1957)。各時代に優れた風景版画を制作した3人の絵師・画家を、ほぼ同じ比重で紹介する初の展観。「第1章 江戸から東京へ—三世代の眼」では、「雨の新大橋」「亀戸天神の太鼓橋」「雪の芝増上寺」など、同じテーマ14景を描いた3人の作品を並べて展示し、その違いと、風景へのまなざしの共通項に注目する。出品総点数は373点。前後期で全点展示替えを行う。大正から昭和にかけて新版画を制作した橋口五葉(はしぐち・ごよう、1881〜1921)と伊東深水(いとう・しんすい、1898〜1972)の版画を中心に紹介するミニ企画展「浮世絵モダーン」を同時開催。