没後50年 夏目利政展

夏目利政（1893〜1968）は、日本画家・梶田半古（1870〜1917）主宰の画塾で修業を始め、東京美術学校日本画専科を卒業したが、師である半古の病没後、その未亡人と結婚したことにより画壇での居場所を失い、30代半ばからは油彩画も描くようになった。青梅市立美術館が所蔵する日本画、洋画、素描の全56作品を展示し、孤高の画家の生涯を振り返る。