没後200年 江戸の知の巨星 大田南畝の世界

墨田区 たばこと塩の博物館 TEL.03-3622-8801

開催期間:2023年4月29日(土・祝)~6月25日(日)

蜀山人(しょくさんじん)の名でも知られる大田南畝(おおた・なんぽ、1749〜1823)は、さまざまな分野で才能を発揮した平賀源内(1728〜79)や戯作者で浮世絵師の山東京伝(1761〜1816)、文人画家の谷文晁(1763〜1841)、版元の蔦屋重三郎(1750〜97)、浮世絵師の葛飾北斎(1760〜1849)や鳥文斎栄之(1756〜1829)ら多数の文化人と交流のある、華やかな江戸の出版界の中心人物だった。今展では、幅広く奥深い南畝の業績を、南畝自身の漢詩、狂詩、狂歌、戯作など諸ジャンルの文芸、情報編集者、典籍の記録・保存、歴史・地理の考証、御家人としての公務など多角的に紹介。書物、版本や肉筆画、版画など約180点を展示する。