森田恒友展

福島市 福島県立美術館 TEL.024-531-5511

開催期間:2019年11月23日(土・祝)~2020年1月19日(日)

森田恒友(1881〜1933)は、不同舎と東京美術学校に学び、はじめは青木繁に影響を受けた洋画を描いた。1907年には石井柏亭、山本鼎とともに美術誌『方寸』を創刊、俳句誌『ホトトギス』の挿絵、漫画を描くなど、文芸の世界でも活躍。1914年にヨーロッパに渡ると、セザンヌに深く傾倒し、その影響を受けた作品を制作するが、翌年に帰国して日本各地を旅するうちに、身近な自然を描く日本画を手がけるようになった。大正初期には福島県山都町に滞在し、会津若松や喜多方、阿賀川の風景を描いている。洋画、日本画の主要作品および雑誌、書簡などの資料により、恒友の多彩で詩情豊かな世界を紹介する。

埼玉県立近代美術館 2020年2月1日(土)〜3月22日(日)