棟方志功と東北の民藝

目黒区 日本民藝館 TEL.03-3467-4527

開催期間:2021年10月1日(金)~11月23日(火・祝)

青森に生まれた版画家・棟方志功(1903〜1975)が東北の地に幸あれと願い制作した6曲1双の屏風で、長さ10メートルにおよぶ戦前期最大の版画作品《東北経鬼門譜》(1937年)や、謡曲「善知鳥」を題材にした《善知鳥版画巻》(1938年)を紹介。併せて、柳宗悦(1889〜1961)らが1920年代後半から40年代の初めにかけて東北各地で蒐集した民窯の陶器、簔や背中当などの編組品、こぎん・菱刺し・被衣などの染織品、樺細工や漆工品などを展示し、東北が民藝の宝庫であり豊かな文化的創造力を育む土地であることを改めて紹介する。