明清の美—15〜20世紀中国の美術—

奈良市 大和文華館 TEL.0742-45-0544

開催期間:2022年11月18日(金)~12月25日(日)

漢民族が興した王朝である明(みん、1368〜1644)、それに続く女真族(満洲族)の王朝である清(しん、1616〜1912)は、いずれも長い歴史に育まれた中国の伝統を継承しつつ、宮廷や知識人、民衆などの様々な層で、多彩で華やかな芸術文化が栄えた。今展では、大和文華館の収蔵品を中心として、日本近代を代表する篆刻家の一人である梅舒適(ばいじょてき、本名:稲田文一、1916〜2008)コレクション(兵庫県立美術館蔵)と泉屋博古館の特別出品を交え、主に15〜20世紀初頭の明清中国の多彩な美術を展観する。