新版画 進化系UKIYO-Eの美千葉市美術館所蔵

千葉市 千葉市美術館 TEL.043-221-2311

開催期間:2022年9月14日(水)~11月3日(木・祝)

新版画は、版元の渡邊庄三郎(1865〜1962)が、浮世絵版画の高度な木版技法と版元・絵師・彫師・摺師による分業制を継承しつつ、画家の個性を尊重する芸術性の高い木版画を構想し、創始したもので、大正から昭和初期にかけて隆盛した。渡邊はフリッツ・カペラリ(1884〜1950)をはじめとする外国人画家や、伊東深水(1898〜1972)や川瀬巴水(1883〜1957)といった気鋭の新人画家と手を組み、斬新な表現をもつ作品を次々と生み出した。1995年の開館以前から浮世絵を収集の重要な柱のひとつとしてきた千葉市美術館所蔵の新版画コレクションから選りすぐりの作品約190点を展観。新版画の成立から発展の歴史を紹介する。さらに千葉会場では、明治末期にアメリカから来日して日本の職人とともに木版画を制作した、新版画の先駆ともいうべきヘレン・ハイド(1868〜1919)とバーサ・ラム(1869〜1954)の作品約50点を特集展示。

日本橋髙島屋S.C. 2021年8月25日(水)〜9月12日(日)(終了)
大阪髙島屋 2021年9月15日(水)〜9月27日(月)(終了)
山口県立萩・浦上記念美術館  2022年4月23日(土)〜6月19日(日)(終了)