小田原のどか 個展 「近代を彫刻/超克する—雪国青森編」

青森市 青森公立大学 国際芸術センター青森 TEL.017-764-5200

開催期間:2021年12月25日(土)~2022年1月23日(日)(会期変更)

デザイン:関川航平
Design: SEKIGAWA Kohei

公共空間に置かれた彫刻を歴史や社会を批評的に読み解くメディアと捉える活動も行ってきた彫刻家・小田原のどか(1985〜)が、青森県内の野外彫刻をリサーチした成果を個展として発表。青森では雪深い冬季には屋外の彫刻が見られなくなってしまうことにも着目しながら、八甲田雪中行軍遭難事件を記念するための大熊氏廣《雪中行軍記念像(歩兵第5連隊遭難記念碑)》(1906年)や、十和田湖畔にある詩人としても有名な高村光太郎の《乙女の像》(1953年)をはじめとする「ここにたつ」ものを読み解き、重ね合わせてゆく。