小堀遠州と金沢

金沢市 金沢市立中村記念美術館 TEL.076-221-0751

開催期間:2022年10月1日(土)~12月18日(日)

茶の湯を古田織部(1544〜1615)に学び、千利休(1522〜1591)の茶道の本流を受け継いで徳川将軍家の茶道指南役を務めた大名茶人・小堀遠州(1579〜1647)は、加賀藩との関わりも深かった。加賀藩主三代利常と四代光高は遠州に茶の湯を学び、道具収集にあたっても仲介や助言を受けた。今展では、遠州とお加賀藩主前田家や加賀藩重臣たちとの交流の跡を今に伝わる茶道具からたどるとともに、藩政期以来続く大樋焼と寒雉釜をはじめとする金沢で製作された茶道具を紹介する。