如鳩と沼田居展いのちの眼で見えるもの

足利市 足利市立美術館 TEL.0284-43-3131

開催期間:2020年5月19日(火)~8月16日(日)(会期変更)

足利出身の画家、牧島如鳩(まきしま・にょきゅう、1892〜1975)と長谷川沼田居(はせがわ・しょうでんきょ、1905〜1983)の二人展。如鳩は、ハリストス正教会のイコン画家として教会を荘厳するイコンを描く一方、仏画を手がけ、さらにはキリスト教と仏教の図像を混交した類例を見ない作品を制作した。沼田居は、如鳩の父・閑雲に南画を、如鳩に西洋画を学び、最晩年の10年間は全盲となったが描くことを続け、前人未踏の画境を拓いている。