大雅と蕪村—文人画の大成者

名古屋市 名古屋市博物館 TEL.052-853-2655

開催期間:2021年12月4日(土)~2022年1月30日(日)

文人画の大成者として知られる池大雅(1723〜76)と与謝蕪村(1716〜83)。その両者が競演したことで名高い国宝《十便十宜図》(1771年、川端康成記念会蔵)は、かつて鳴海宿(現・名古屋市緑区)の豪商・下郷学海(1742〜90)が所蔵していた。《十便十宜図》誕生から250年を記念して、大雅と蕪村による文人画の名品を展示。南画の先駆者といわれる尾張の画家・彭城百川(1697〜1752)の作品や、下郷家の資料なども展示する。会期中展示替えあり。《十便十宜図》は、10回に分けての展観。