大英博物館 北斎—国内の肉筆画の名品とともに—

港区 サントリー美術館 TEL.03-3479-8600 

開催期間:2022年4月16日(土)~6月12日(日)

江戸時代後期を代表する浮世絵師・葛飾北斎(1760〜1849)は、フランスを中心としたジャポニスムへの影響が知られているが、イギリスにも多くのコレクターや研究者がおり、大英博物館には複数のコレクターから入手した北斎の優品が多数収蔵されている。今展は、この大英博物館所蔵の北斎作品を中心に、国内の肉筆画の名品とともに画業の変遷を追う。約70年におよぶ作画活動のなかでも、とくに還暦を迎えた60歳から90歳で亡くなるまでの30年間に焦点を当てる。日本で収集を行った外科医ウィリアム・アンダーソン(1842〜1900)をはじめとする6人のコレクターについても旧蔵品や著作、関連資料などを通して紹介。