国画創作協会の画家たち—大正7年、官展に反旗を翻した画家たちの魂のさけび—

笠岡市 笠岡市立竹喬美術館 TEL.0865-63-3967

開催期間:2024年3月16日(土)~6月30日(日)

笠岡市立竹喬美術館では、1982年10月に開館して以降、笠岡市生まれの日本画家・小野竹喬(おの・ちっきょう、1889〜1979)を中心に、同時代に活躍した画家たちの活動についても取り上げ、展覧会を開催してきた。とくに、小野竹喬、土田麦僊、榊原紫峰、村上華岳、野長瀬晩花の若手日本画家5名が1918年に設立した美術団体「国画創作協会」で活躍した画家たちの作品を多数所蔵している。今展では、近年新たに所蔵した作品を加えた、前後期あわせて約120点の作品から、国画創作協会の画家たちの作品とその魅力を紹介する。
尚、小野竹喬が第1回国画創作協会に出品した《波切村》(1918年、四曲一双、附画稿10面)が国の重要文化財に指定されることになり、今展の後期[2024年5月25日(土)〜6月30日(日)]に公開する。