名作展 川端龍子の院展時代—画壇の新巨星として—

大田区 大田区立龍子記念館 TEL.03-3772-0680

開催期間:2021年4月3日(土)~7月4日(日)

日本画家・川端龍子(1885〜1966)は、はじめ白馬会絵画研究所および太平洋画会研究所で洋画を学んでいたが、28歳でのアメリカ遊学より帰国後、日本画に転向。1915年の再興第2回院展に初入選し、1917年に早くも日本美術院同人に推挙され、気鋭の画家として活躍した。1928年に院展同人を辞し、1929年、「会場芸術」を標榜する「青龍社」を立ち上げたが、今展では、日本画家となって最初期に描いた《踏切》(1914年、再興第1回院展落選)に始まり、《神変大菩薩》(1928年、再興第15回院展出品)まで、龍子記念館が所蔵する院展時代の作品を一挙公開。