合田佐和子展 帰る途(みち)もつもりもない

三鷹市 三鷹市美術ギャラリー TEL.0422-79-0033

開催期間:2023年1月28日(土)~3月26日(日)

高知出身の美術家・合田佐和子(ごうだ・さわこ、1940〜2016)の没後初となる大規模回顧展。1965年の個展デビュー以来、合田は詩人の白石かずこ(1931〜)の影響を受けつつオブジェや絵画、写真といったさまざまなメディアで制作活動を展開。69年以降は日本のアングラ演劇を代表する2つの劇団「状況劇場」の唐十郎(1940〜)と「天井桟敷」の寺山修司(1935〜1983)と協働し、舞台美術やポスター原画を手がけた。合田の制作は1980年代のエジプト滞在を機に、それまでの退廃的な作風から一転、光とパステル調の色彩に満ちた独自の内的世界を感じさせるものとなった。個人・公立美術館収蔵の代表作から遺族宅に残されていた未公開作品まで、初期から最晩年までを含む300点余りの作品・資料を通して、美術家・合田佐和子の全貌に迫る。

高知県立美術館 2022年11月3日(木)〜2023年1月15日(日)(終了)