受贈記念 朝倉摂「リアルの自覚」

渋谷区 実践女子大学香雪記念資料館 TEL.03-6450-6805

開催期間:2017年11月6日(月)~12月16日(土)

彫刻家・朝倉文夫の娘で舞台美術家として活躍した朝倉摂(1922〜2014)は、伊藤深水に日本画を学び、1941年、19歳で文部省美術展覧会(新文展)に入選。戦後は労働者を題材にした作品を描き、60年代には写実に代わる新しい表現方法を模索していたが、60年代後半には舞台美術が制作の中心となり、1970年の渡米以降、画業を離れた。渡米以前の作品が寄贈されたことを記念して、既存の美術の革新をめざしていた画家としての活動を回顧する。