千一億光年トンネル浜口陽三|奥村綱雄|Nerhol|水戸部七絵

中央区 ミュゼ浜口陽三・ヤマサコレクション TEL.03-3665-0251

開催期間:2017年5月20日(土)~8月6日(日)

1950年代に手探りで銅版画に取り組み、独自の技法を編み出した浜口陽三(1909〜2000)にちなみ、現在、未踏の表現に挑んでいる作家を紹介。奥村綱雄(1962〜)は、あえて夜間警備の仕事に就き、勤務中の待機時間にひたすら針を動かし、膨大な時間を費やした「夜警の刺繍」シリーズを制作している。田中義久(1980〜)と飯田竜太(1981〜)によるNerhol(ネルホル)は、レイヤー(層)を用いた洗練された手法で、時間や存在のゆらぎを提示する。水戸部七絵は、顔をテーマに、油彩絵具を時には1日100本以上使って立体さながらの作品を制作している。