北川民次 コレクション全員集合

瀬戸市 瀬戸市美術館 TEL.0561-84-1093

開催期間:2021年8月7日(土)(8月30日(月)〜9月12日(日)臨時休館)~9月26日(日)

北川民次(1894〜1989)は、20歳でアメリカに渡り、1918年、ニューヨークのアート・スチューデンツ・リーグで絵画の基礎を学ぶ。1921年、メキシコに移り、野外美術学校で児童美術教育に携わり、オロスコ(1883〜1949)、リベラ(1886〜1957)、シケイロス(1896〜1974)らによるメキシコ壁画運動に共感した。1936年に帰国後は、二科展を中心に作品を発表。戦時中に妻の実家がある瀬戸市に疎開し、以降瀬戸市にアトリエを構えた。瀬戸市美術館では、北川民次の作品をメインコレクションのひとつとして収集。2019年に開催した「没後30年 市民が愛した北川民次」展では数多くの市民から作品が出品され、これを契機に多くの作品が寄贈された。今展では、現在収蔵している、油絵・版画・水彩・絵付けされた陶磁器などの北川民次作品約160点を全て展示する。