京の至宝Ⅱ 江里佐代子 截金の世界—宙(そら)の輝きを康慧・朋子とともに—

京都市 美術館「えき」KYOTO TEL.075-352-1111

開催期間:2021年1月2日(土)~1月24日(日)

伝統的な京刺繍の老舗に生まれた江里佐代子(1945〜2007)は、仏師・江里康慧(えり・こうけい、1943〜)と結婚した後、仏像や仏画を荘厳する截金(きりかね)の技法を学び、工芸品への応用や、京都迎賓館をはじめとした公共施設などの壁面装飾などの大規模な作品にも取り組んだり、と截金技法の新しい可能性を追求。2002年に重要無形文化財「截金」保持者(人間国宝)に認定された。今展では、佐代子の作品を中心に、康慧や娘の截金師・朋子(1972〜)、工房の職人らによる作品を紹介する。