中林忠良展銅版画—腐蝕と光

日本版画界を代表する銅版画家で、1986年より茅野市・蓼科に「山のアトリエ」を構える中林忠良（1937〜）の展覧会。東京藝術大学在学中に、日本における現代銅版画の先駆者である駒井哲郎（1920〜1976）に師事し、油彩画から銅版画の道へと進んだ。初期の油彩作品から最新作までをたどり、銅版画の道具や版に加え、カラーのモノタイプ作品とエッセイの言葉も展示し、その芸術に迫る。