中国陶磁の色彩—2000年のいろどり—

永青文庫には、設立者・細川護立（ほそかわ・もりたつ、1883〜1970）が欧州や国内で蒐集したコレクションと大名細川家の伝来品、あわせて100点以上の中国陶磁が所蔵されており、漢時代から清時代まで2,000年にわたる中国陶磁の歴史をたどることができる。今展では、重要文化財3点を含む優品を「灰色—灰陶」「多色—唐三彩、五彩、桃花紅」「緑—緑釉」「白と黒—磁州窯、白磁、黒釉」「青—青磁、澱青釉、青花」というように色をテーマに紹介する。