ベルナール・ビュフェ 偉才の行方開館50周年記念展

駿東郡長泉町 ベルナール・ビュフェ美術館 TEL.055-986-1300

開催期間:2023年11月25日(土)~2024年11月24日(日)

フランスの画家ベルナール・ビュフェ(1928〜1999)は、黒い輪郭線とモノトーンに近い色使いで、1940年代後半に独自のスタイルを確立。ピカソに比肩する逸材と評され、その人気と名声は1950年代末にピークを迎えたが、19600年代に入ると評価は一変。パリの美術界から排除されていった。しかし1980年代になるとその才能を称賛する声が再び聞こえ始め、2016年、全生涯にわたる回顧展がパリで開催され、今は「ビュフェ・リバイバルの時代」となっている。ビュフェの作品を収蔵・展示するために、スルガ銀行第三代頭取を務めた岡野喜一郎(1917〜1995)によって1973年に創設されたベルナール・ビュフェ美術館の開館50周年を記念する今展では、その2,000点を超えるコレクションより、1940年代から最晩年までの作品を展示し、ビュフェの偉才を再考する。