テオ・ヤンセン展 人工生命体、上陸!開館35周年記念Ⅱ

津市 三重県立美術館 TEL.059-227-2100

開催期間:2017年7月15日(土)~9月18日(月・祝)

オランダ出身のアーティスト、テオ・ヤンセン(1948〜)は、大学で物理学を学んだ後,画家となるが、生物の進化に強い関心を持っていたという。コンピュータ上での試行を経て、1990年以降、さまざまな形態の風で動くアート作品「ストランドビースト」(オランダ語で砂を意味する“Strand”と生物を意味する“Beest”をつなぎ合わせたヤンセンによる造語)を進化させ、創造し続けてきた。骨格にはプラスチック・チューブを複雑に組み合わせ、空気を蓄える部位には古いペットボトルが使用されている。大型の展覧会を世界各地で行なっているが、東海・関西圏では初の本格的な個展となる。日本では未発表の最新作を含むビースト13点を展示するほか、構想スケッチや、その独特の動きの秘密がわかる模型など約50点も紹介。

沖縄県立博物館・美術館 2017年10月3日(火)〜11月11日(土)