タキコレ—滝の美術—開館20周年記念収蔵企画展

佐野市 佐野市立吉澤記念美術館 TEL.0283-86-2008

開催期間:2022年5月21日(土)~7月3日(日)

葛生在住の旧家・吉澤家において江戸時代後期以来5代200年間にわたって形成されてきた近世から現代までの絵画や工芸などの吉澤コレクションの特色あるテーマを2回にわけて紹介するコレクション選展。1回目のテーマは「滝」。小杉放菴(1881〜1964)が越前の紙漉職人の家に生まれた初代・岩野平三郎が中国伝来の「麻紙」を復元した「雲肌麻紙」と出会い「放菴紙」と称された紙に描いた初期作例として注目される《瀧十題》(1926年)ほか初公開作品をはじめ、世界三大瀑布シリーズで知られる佐野市出身の日本画家・松本哲男(1943〜2012)の滝の絵画や、収蔵数の多い「養老」を主題とした作品をまとめて展覧する初の展示。