カラーフィールド 色の海を泳ぐ

1950年代後半から1960年代にかけてアメリカを中心に発展した、大きなカンヴァスに色彩を広げて「場＝フィールド」を創出する抽象絵画の潮流であるカラーフィールド。その作品の収集で世界的に知られるカナダのデイヴィッド・マーヴィッシュ・ギャラリーの協力を得て開催する日本初の「カラーフィールド」展。ジャック・ブッシュ（1909〜1977、カナダ）、ケネス・ローランド（1924〜2010、アメリカ）、フランク・ステラ（1936〜、アメリカ）、アンソニー・カロ（1924〜2013、イギリス）、ヘレン・フランケンサーラー、1928〜2011、アメリカ）、モーリス・ルイス（1912〜1962、アメリカ）、フリーデル・ズーバス（1915〜1994、アメリカ）、ラリー・ブーンズ（1937〜、アメリカ）、ジュールズ・オリツキー（1922〜2008、アメリカ）による初来日となる作品44点に、DIC川村記念美術館の収蔵品をあわせて47点を展観。床置きの立体作品から横5mを超える大型絵画まで、色と質感の豊かさを堪能できる。