もうひとつの江戸絵画 大津絵展

福島市 福島県立美術館 TEL.024-531-5511

開催期間:2020年5月19日(火)~6月28日(日)

江戸時代、無名の絵師たちが宿場で東海道の旅人におみやげ品として即売した大津絵。仏画からはじまり「藤娘」や「鬼念仏」などの世俗画が人気を博したが、明治以降は急速にすたれていった。しかし美術品としての魅力に気づいた人々がコレクションを始める。今展では、明治末の浅井忠1856〜1907)、富岡鉄斎(1837〜1924)にはじまり、大正期の山内神斧(やまうち・しんぷ、1886〜1966)、柳宗悦(1889〜1961)、戦後の小絲源太郎(1887〜1978)らのコレクターを紹介。日本民藝館などが所蔵する作品約140点を展示する。

東京ステーションギャラリー 2020年9月19日(土)〜11月8日(日)