めぐるアール・ヌーヴォー展モードのなかの日本工芸とデザイン

金沢市 国立工芸館 TEL.050-5541-8600(ハローダイヤル)

開催期間:2021年12月25日(土)~2022年3月21日(月・祝)

フランス語で「新しい芸術」を意味するアール・ヌーヴォーは、19世紀末から20世紀初頭にかけて広くヨーロッパで流行した。その様式の特徴は、植物などのモチーフに由来する曲線を多用する装飾性にあり、その誕生に影響を与えたのは日本の美術とされている。今展では、アール・ヌーヴォーの時代を代表するアンリ・ヴァン・ド・ヴェルド(1863〜1957)やアルフォンス・ミュシャ(1860〜1939)の作品、アール・ヌーヴォー風の表現を取り入れた初代宮川香山(1842〜1916)や杉浦非水(1876〜1965)など、同時代の日本の工芸やデザインの展開を紹介。