鳥丸軍雪展伝説のファッションデザイナー

鳥丸軍雪（とりまる・ぐんゆき、1937〜）は、1959年、神戸からイギリスに渡り、ロンドンカレッジ・オブ・ファッションで学んだ後、パリで当時一世を風靡していたピエール・カルダン（1922〜）のアシスタント・デザイナーを努めた。独立後は、独自のスタイルで作品を発表し、ダイアナ元皇太子妃、シルビア王妃らの衣装を手がけたことで知られている。プリーツやドレープを駆使した代表作を中心に、デザイン画など約80点を展示し、鳥丸の60年の歩みを展望する。