長谷川等伯障壁画展南禅寺天授庵と細川幽斎

文京区 永青文庫 TEL. 03-3941-0850

開催期間:2017年9月30日(土)~11月26日(日)

天授庵は、京都・南禅寺を開山した無関普門(むかんふもん)の塔所として開かれた塔頭で、応仁の乱以降荒廃していたが、慶長7年(1602)に細川幽斎(1534〜1610)により再興。その方丈には、長谷川等伯(1539〜1610)の晩年の作風を伝える障壁画《禅宗祖師図》《商山四皓図》《松鶴図》(いずれも重要文化財)が残されている。今展では、障壁画全32面を、前期(〜10月29日)、後期(10月31日〜)に分けて公開。天授庵と幽斎の関わりを改めて紹介する。